これからの時代の考察②

2019年10月10日にこれからの時代の考察というタイトルで、これからの世の中がどのように変わるかを考えたとき、そのきっかけのひとつが新型コロナウイルスであろうとはまったく思いませんでした。

 

振り返りながら当時の考察がこの短期間でどのようになっているかを見ていきます。

※下記2項は、当時すでに兆候があり表面化されたのが最近ということでしょう。一部の企業は時代の変化からそれを察知していたように思います。

 

◎機能性の追求→その意味や価値が重要

◎便利さの享受→あえて不便さを組み込む

これはすでに日本において現象化されていますね。特に若い人に。カセットテープへの回帰(憧れ)や写ルンです、液晶画面のないデジカメなど。

すぐ見れない、すぐ聞けない、昔私たちが当り前だったことが今の若い人達にとっては新鮮に映るようで、“それ何かいいな”と包含されたものが再評価されているのかもしれません。

(機能性よりも、友達や仲間との過ごす時間などの意味が重要で価値あるものであるし、多少の不便さがあるほうが何か情緒が感じられる的なことでしょうか)

 

◎組織→個人は、集団→個人へ置き換えるほうが適切かもしれません。

ニューノーマル時代とか言われている現在では、集団で何かするということ自体が回避されています。しかし、それは直接的な接触であって間接的な接触まで排除されているのではないと感じます。

接触から非接触というキーワードはある場面では当てはまりますが、すべてに適用させるわけではなさそうですね。『あつまれ どうぶつの森』の人気は今後のヒントどころかある方向性を示唆しているように思います。

※『あつまれ どうぶつの森』だけでなく、『FAINAL FANTASY ⅩⅣ』などのオンラインゲームは新しい市場を作るかもしれません。SF映画などで登場する世界観やアバターシステムなどは実は、感染症予防の観点から発展した技術と考えると興味深いものがあります。

SF映画で登場する日常や生活環境の一部はこれから実現するニューノーマルのなかもしれません。

 

※個人的には、ニューノーマル、ウィズコロナ、アフターコロナという言葉は好きではありません。しかし、時代を区分けしたほうが説明しやすいという事情は理解できます。

 

参考:これからの時代の考察

 

目次